ホストコンピューターに生産計画を入力し、生産状況の把握や管理をしています。
製造工程紹介
生産管理システム
ホストコンピューター


配合指示書を打ち出し、各工程に配布しオンラインにて計量状況を管理しています。

工場で計量等行ったデータをホストコンピューターで取り込み、確認ならびに保存しています。
配合(計量)工程

各端末で配合指示書を使い、品番をホストコンピュータから呼び出し、少量薬品、ポリマー、充填剤の計量を行います。

各計量場所でバーコードにて、各品番に対しての原材料を検品し、各端末にて判定しながら計量し、計量結果をホストコンピューターへ送信しています。
各製造工程

配合指示書を使い、ホストコンピューターから生産計画のデータを受け取ります。生産の進行具合や、また自動オイル計量器で計量した実績データをホストコンピュータへ送信しています。
生産計画データの送信
生産計画データの送信
生産計画データの送信
生産計画データの送信
計量結果の送信
計量結果・生産状況の送信
計量結果の送信
計量結果・生産状況の送信
各製造ラインに計量を終えた材料の提供
各製造ラインに計量を終えた材料の提供
精密製造ライン



段取り工程で準備された原材料を、各ライン1台ずつ設置された75ℓニーダーを用いて混練を行っていきます。
当ラインにおけるニーダーは、240馬力と他社機より馬力が高く、練りの効率が良く生産性を向上させ、製品の単価を抑える事に成功しております。
さらに、インバーターにて1~40rpmの変速と、従来の油圧式ではなくエアー式の加圧蓋を備えており、製品ごとに圧力の調整が可能で、細かな要望に合わせた練り工程をニーダー本体に打ち込んでおくことで、作業者が変わってもムラの無い混練りを実現しております。
また、大量生産に用いられるバンバリーミキサーと比較し、圧倒的に不良率の少ない安定供給を行え、練りあがったコンパウンドを目視で確認できたり、清掃が容易でコンタミネーション(異物混入)防止に繋がるのが魅力です。
大型バンバリーと比較し当社のニーダーは75ℓと容量が一回り小さい事から、小回りが効き、短納期でお客様のご要望にお答えすることが可能です。

検品・検量
投入前に検品・検量を計量器にて実施し、管理コンピュータで合否判定をしてから投入する事によって誤投入を防止しております。

練りパターン

自動オイル計量・投入も可能

生産管理
B練り(促進剤混練り工程)ライン



こちらの製造工程は主に精密製造ライン、量産ラインで製造されたコンパウンドや、A練りにてお客様からお預かりしたバッチへ。
75ℓニーダー、ならびにシートプレフォーミング装置を用いて加硫剤の混練りを行い、バッチオフマシーンを通し冷却し、リボン出しでの梱包作業を主体として行っております。
ニーダー本体に練りパターンを打ち込んでおくことで、作業者が変わってもムラの無い混練を可能にしています。
また、こちらのラインではバッチオフマシーンから自動梱包システムへ接続する事で、シート出しでの梱包も可能です。


こちらの製造工程ではすべて手作業による梱包を実施しております。
手作業で梱包を行うことによって、自動式にありがちな納入先でゴムが梱包ビニールに引っかかり、リボンが切れてしまったり、ビニールが混入してしまったりといったトラブルの防止に繋がります。
SPM A練りライン

シートプレフォーミング装置による自動裁断

段取り工程で準備された原材料に75ℓニーダーで練りを行い、製造されたコンパウンドを押し出し機に搬送して押し出し、シートプレフォーミング装置にて分出し、防着剤の塗布までを1工程として行っています。こちらの製造工程では、通常のロール作業では困難なブチルゴムの分出しも得意としております。
75ℓニーダーにて製造されたコンパウンドへ当該装置を通して冷却や自動裁断を用いてゴムコンパウンドのシーティング(分出し)を行っております。
各製造工程に常設された金属探知機を製品が通過することによって、万が一の金属片などといった異物の混入を防止することが可能です。
B練り(促進剤混練り工程)・分出し専門ライン


こちらの製造工程では主に第1ライン、第2ラインで製造されたコンパウンドへ、75ℓニーダー、ならびに18インチロールを用いて加硫材の練り込みを行っていきます。
練りあがったコンパウンドは、お客様のご要望に合わせたサイズ(厚み、幅、長さ)にシート状に分出しを行った上、梱包し最終製品としてお客様にお届けいたします。
少量練りライン



こちらの製造工程は2016年8月度より、稼働を開始した新ラインです。
- 「材料の発注単位が75ℓだと、受注量に対して材料が多すぎてしまう。」
- 「材料が余ってしまうと、破棄にも費用がかかってくる。」
- 「新材料の試作を行いたい」
上記のようなお客様からの声により導入が決定し、この度当社ではこれまでの ” 3ℓニーダー ” に加え、この度 ” 20ℓ加圧式ニーダー ” を新たに導入し製造ラインを増設。
大型ラインに負けない品質で、様々なご要望にお応えする事を可能と致しました。
こちらの製造工程では20ℓニーダーを採用。新しい材料の研究、開発、テスト混練から、少量生産、パイロットプラント用として活躍します。
当社の量産機(75ℓ)に劣らない混練性能、分散性を兼ね備えております。
混練条件の設定や研究用として使用できます。サンプル材料の生産が可能です。
材料を余らせることなくご注文頂けるというメリットは、材料の廃棄に関わる費用を抑えるだけでなく、無駄な廃棄を排出しないという点から、有害な環境影響(環境への負荷)の低減に繋がり、組織のさらなる環境経営の推進が期待されます。